― 食堂へ? ―
[ノトカーとの会話からしばらく後。
ようやく身体を動かせる程度まで回復し、連れ立って他の巻き込まれた者たちの所へ向かう]
はー……おめぇたちがそうなのか。
[男性二人には、ハンターというだけあって、農民の自分とは醸し出す雰囲気が違うなという感想。
女性二人は、外見だけではとても戦闘をこなすようには見えない――もっとも彼女らも勝敗がつくまでの戦闘を行ったのは、負傷の様子を見ればわかるか]
うん? そっちのねぇちゃんは、さっき店で擦れ違ったよな?
[と、銀髪の女性――ウルズに気付けば声を掛ける]
はあ、獣人だとは気付かなんだ……。
そういえば、さっき買い物した荷物、どこにやったかな。
折角きれいなモンをおまけでもらったのに……。
[戦闘のどさくさで、何処かに置いてきてしまったようだ。
回収に向かわねば、とは思うが――その前にお腹が、ぐうと大きく鳴った*]