あー……確かに、黙ってそうな感じじゃないよねぇ。[ヴィルベルヴィントの調理担当の甘味へのこだわりは凄まじい。昔からの伝統だとは聞いているけれど] ん……ありがと。[ゆっくり眠らせてもらえたおかげか、動くのに支障はなさそうで。差し出された手を借りて立ち上がる。その様子を水霊は微笑まし気に見守っていた。**]