― 宿屋・食堂 ―[身の振り方を考えていた為オットーの逡巡には気付かず]……赤い、視界。あぁ、なるほど、だから……[夢の最初はいつでも赤かったのか。 最後の部分は言葉にならず只目を見開く。ヤコブ>>36の提案に同意し、下書きにはどんな些細な情報でも聞く端から書き連ねていたのに、いざ自らの事となるとすぐに筆は動かない]赤い聲、そんなのもあるのか。…オットーは詳しいんだな。[自分は全く知らなかった領域の話だから、その知識を彼が何故集めたのかなんて事には頓着せずに感嘆した]