人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


黒尖晶石の傭兵 ヴェルナー

[街のあちこちからは煙が上がっていた。
剣や槍が打ち合う音、魔法が建造物を破壊する音、誰かの悲鳴。
耳や鼻を塞ぎたくなるような、様々な音や匂いが立ち込めていた。
その中をひたすら走って逃げていく。
飛ばなかったのは、狙い撃ちにされるのを恐れたためだ]

[妹の魔法を使えば少しは加速出来たかもしれない。
使うというならば受け入れもしただろう。
路地を抜けたり、敵兵の目を盗んだりと逃げ回る中、その時は訪れた]

(83) 2020/02/23(Sun) 23:06:12

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby