─ 聖地・壁外 ─
[力瘤を作り頼もしさを見せるサシャ>>55に笑顔で手を振ってから、梯子を伝い下り即座駆け出す。
その勢いのまま、跳躍してきた蛙の頭を連接棍で打ち付け地面に叩きつけると人程の大きさだったそれは普通の大きさに変わってぴょん、と逃げていき]
へ?
あー…これが妖術ってやつ、か。
[幾許かの間呆気に取られたものの、原理は解らないが痛めつければ元に戻るらしいとは理解して。
なら尚更やることは一つだと、視線の先、泡立つ水面を睨みつける。
壁上からサシャの声>>74が届けば、聞こえたという返事の代わりに軽く手を振ってみせるとその手にぱしん、と濡らし丸めた布を投げつけられた]