[もうひとつの…王子に助力したいという個人としての理由>>40も明かしてくれたクリフの、実直さがまた微笑ましい。二重の意味で護りたい>>41と──はっきり告げる其の態度の眩しさに男は目を細めた。] …、はっははぁ。いやぁ、尋ねてよかったぁ。 クリフ殿の真っ直ぐな言葉で、 こう、喉のつかえが取れた気分ですよぉ。[嘘ではない。…想うところは色々あるが、それでも避けられぬ戦いならば…護るため──という観点は、心にすっと受け取りやすいものだった。]