[みんなに渡す、との答えを聞くと>>82、それはいい、と微笑む]
きっとみんな喜ぶよ。シュテラちゃんの手作りならなおさらね。
おや、私にもくれるのかい?楽しみにしているよ。
きっと美味しいチョコレートができるよ。大丈夫。
[テオドールは彼女の料理の腕のことも、さらには味覚のことも知らない。だから、そのように答えたが、それを彼女はどのように捉えただろうか]
あぁ、そうだ。
[何かを思い出したようにそう言うと、商品の山の中を探り何かを取り出す。彼女に差し出されたその手には、*菖蒲*を象った髪飾りが握られていた。]
この間、所用で近くの町に行った時に見つけたものでね。
商品になるかと思って、いくつか仕入れてみたんだよ。
1つ、シュテラちゃんにあげよう。よかったら使ってくれ。
おっさんが選んだものだから、センスは微妙だがね。
[使ってくれれば宣伝になるかもしれないしね、と照れを隠すように冗談を言って笑う。]