人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 ヤコブ


 悪い、悪い。
 俺もまさかあんなことになるなんて思わなかったからさ。

[シュテルンに謝りつつ、なんとか息を整える。

改めて周りを確認すれば、想像以上にひどい光景があった。
周囲に散らばるのは、焼け焦げた無数の死体と屍体。
その一つ、見覚えのある金の髪に目を留めて、胸を押さえた。
やっぱり、ろくでもない直感はよく当たる。]

 ……いろいろは、あとでな。

[必ず連れ帰る、と心の中だけで告げる。]

(82) 2014/04/08(Tue) 23:47:28

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