人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シェットラント

…気持ちも少しは、変わるだろう?

[或いは自らに言い聞かせたかったのかも知れなかった。
それから暫くの間、吸い込まれるようにして空を見上げる。
ふと、気がついた。今は一人きりの時ではない]

ああ…、すまない。

[どれだけ時を過ごしてしまっていただろう。
道を空ければ、小さく頭を下げて彼女は去り行く。
その時初めて、彼女が聖歌の歌い手であったことに気付いた。

ローズマリー・ティール。
彼女との再会は、かの”遠足”で果たされることになる]

(82) 2014/04/06(Sun) 21:15:51

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby