人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


教会の子 コンスタンツェ

―廊下(だよね?)―

「―――――」

[何か音が聞こえたような気がして、ぴたりと足を止めた。
 耳を澄ませる。]

「……父、様……?」

[どうやら少女の声のようだ。エレオノーレが言っていたあの子だろうか?
 エレオノーレは、何やら思い入れのある様子だったけれど……。]

……ごめんね、エレオノーレ。好きよ。
あなたのこと『は』。

[あなたの好きなもののことは、知ったことでは無いけれど。]

[そして私は、その子が1人なのか、それとも複数で居るのか、確認するために一歩ずつ音のした方へと向かい、身を隠しながら耳を澄ませ……。]

(82) 2015/05/10(Sun) 18:46:28

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby