[もう疲れたと言わんばかりにため息を吐けばイドを飛ばす。それはディークの元へと。見つければ戻ってきて居場所を知らせてくれただろう。
私は彼にどうしても伝えねばならないことがある]
『キィッ!』
[背後で鳴く音に驚いて後ろを振り向けばギィのそれ。また彼が皆に向けて送ったものかと腕を差し出してやればそこに大人しく留まったそれは意外な言葉を運んできた]
...........必ず、行く。と
[その疲れたイドを飛ばすことはせず、自らのを飛ばす。彼のイドは暫くその体を撫でて労ってやってからその体にちゅっとキスを落として離してやった
それを見た彼はどう思うだろうと子供のように笑みながら]