― 水霊領域の小島・浜辺の木陰 ― そういう問題じゃないと思うー。[軽やかな笑い声>>78に、むくれた声音で返す。実兄といい兄的存在といい、なんでこうも子ども扱いしてくるのか、なんて思いは言葉にせずとも滲み出るか。あちらの内心の変遷などは、当然知る由もないまま。ぺしっと手を出し、両手を合わせられれば一先ず怒りを鎮める、という幼い頃からのパターンを経て]