さて……それじゃあみんな。
外に……ぼくらが在るべき場所に、戻ろうか。
[ここは神域、本来人の立ち入るべき場所ではない。
長く留まれば、望まぬ変化を得てしまうからしれない――とまでは口にしなかったものの。
移動を促し、一先ず火炎植物の森へと戻る。
森は相変わらず焔を纏っているものの、動き回る植物の姿は見えず、木々に灯る炎はどこか、穏やかになったようにも見えた]
……これは……炎そのものが、落ち着いた……?
[先に触れた時には感じなかったもの、温かさのような感触に首を傾げつつ。
視線は、問うようなものを宿して守護者の方へ。*]