[ぼんやりとした様子ながら、続けられる言葉の内容に>>58、あ、と]
え、ええと……
空気、の話?
空気は――…
変な感じはなかったし、警報もなかった。
[駆け付けたとき、煙は残っていたし、火事場特有の臭気も強く立ち込めていたものの、
空気の流れにおかしなものは感じられず、警報もなかった。
きっと専門的なチェックが必要な話なのだろうが、そのあたりのことは分からず、状況をそのままに報告する。
ナネッテの耳に届いているかは分からず、半分は、その場にいたであろう、ガートルードへの報告になったろうか。]