うまく笑えないっつーんだったらそれでもいい。 俺が、あんたが幸せだって思えるように、笑えるようにしてやるよ。 でもな、俺が好きになったのは決して笑顔ばかりじゃなくて、 エレオノーレっていう存在そのものなんだよ。 俺のそばにいて、幸せだって思ってもらいてぇんだ。[それから、身体を離すとあらためて彼女の顔をまっすぐ見つめる。その青い髪に手を伸ばしてそっと指で梳いてみせたか]