[中尉との話を終えると、そのまま応接室へ入る。タイミングによっては誰かーローレルやオズワルトーと会えただろうか。ユーリエの変わり果てた姿を見れば、ようやくそれが現実である事を実感した。そしてそのまま跪きそっと手を合わせた]安らかに。……護れなくてすまなかった。[何の為に監視や保護という名目で自分はここにいるのだろう。自責の念を振り払う事もできず、応接室ソファーの末席に腰掛ける。応接室を訪れる者があればそちらの対応もしただろう。]