―少し前・第二エリア/ホテル近く―
[ベルガマスコ議員がカシムの遺体を見て
「 いったいなにがどうなって………」と呟くのは
距離があり、聴こえずに。
けれど、続く、常軌を逸したような奇妙な悲鳴と>>67
全速力で走り去る姿>>75に。]
―――ベルガマスコ議員!?
待て…っ!! お前が殺したのか?
[咄嗟に追いかけようとするが、距離がある。
その時はまだ、人狼の仕業と知らなかったから。
足を止めようと、ホルスターの銃を抜いて
威嚇するだけの射撃を放ったが。
議員の理性の箍が外れたような全速力で
走り去る議員が気づけたかは、分からない。
距離のあるがゆえに、追いつくことは出来ずに>>75*]