どうぞ。
[ 敷物に座るようにと勧め、香辛料を落としたスパイスティーを自ら用意して目の前に置いた。ローグの民が用いるお茶には独特の風味と身体を温め、治癒力を高める効能がある ]
湿地の奥の...ああ、古い建造物があるという話は聞いたことがあります。
[ ローグとしての旅の途中、立ち寄った湿地近くの小さな村、そこで話を聞いたのだ。
探検に行きたいと言ったら、聖地だからか呪いがかかっているだかで、普通の人間は近づけない、と脅すように止められたが ]
魔を祓う剣...そんなものが?
本当ならば、役に立つかもしれませんが...
[ 村人の真剣さを思い出せば、確かに何かが在るのは間違いなさそうでもあったが ]