― 西五区 ―[歩いていると甲高い悲鳴>>74が聞こえて目を伏せた]仕方ないね。[目の前に出てきたら自分もそれを屠り、力として取り込むだろう。そうするのが自然だと実例付きで教えてくれた先達、銀月の奏者と呼ばれる人のようには割り切れていないけれど。歩く速度は変えずに進む]