―Nルームへ向かう途中―[本人は誤魔化しているつもりかもしれないが、トールの止血だけだった肩の傷のことは、医師の方も忘れてはいない。緊急の治療を要する程ではなかった為、一先ず止血して、あとは医務室で…と思っていたのだが、ハダリーの件で後回しになってしまった。おそらく、痛むだろう>>7:121シメオンが医務室に書置きを残しているとは知る由もないが。ダーフィの遺体を睡眠装置に安置し終えたら、抵抗されなければ、手当をしに医務室へ連行しようかと考えていれば]