も、もう! 何をするの! リエヴルの……っ、[ 何か罵ってやろうと思ったが、生憎と悪い言葉を知らなかった。 むう、と口を結んだが、リエヴルの笑みの目とあうと……、 ] くすっ…… ふふふふ……あははは![ 笑いだした。 ひとしきり笑ってから、リエヴルの言葉を聞く。 司祭のように穏やかな声ではない。含蓄のある韻を踏んだ言葉ではない。 でも、深く、重かった。 ]