― 合流後 ―[ 上陸してきたゲルトから、改めて東海龍王の眷属を殴って鎮めたいきさつを聞き、呆れたり感心したり、ゲルトの肩にちんまりと乗った瑠璃色の生まれたての龍には、ヤクモが『キューィ』と挨拶らしき声をあげたので、やっぱり本物の龍王の眷属なんだな、と納得もした ]…鳴丸、やりにくかったんじゃねえかなあ…[ 龍族の頂点にある龍王の眷属と争う羽目になった騎竜と、その対たる騎竜師に視線を向ければ、声をかけられもしただろうか ]