[なくなってるのに気づいたなら教えてよ、と言っていた、
証拠品となった古い通信機器>>3:356は。
もういつものように、彼女の腰に戻っていただろうか]
(…ああ、こりゃ。
誰かを守ることにかけては、筋金入りのお嬢さんだなぁ)
[サシャが矢を打ちまくった時、
目の前に警棒を持ったフィオンが立ち塞がった>>3:385。
俺のことは”心配するな”と2回告げても>>3:256、
守ろうとする、細いけれどしゃんと伸びた背中に。
そんな場合ではないのに、一瞬だけ、あたたかな苦笑が零れた。
通信機の件で、かなり人間の可能性が高くなったフィオンの方が、
「人狼」に襲われないか、心配なんだけどねぇ。
もし矢がフィオンの方に来たら、撃ち落とそうと。
彼女から見えないだろう角度で、銃を握っていたのは内緒だよ]