まずは、白角を鎮めねぇと話にならん。……干渉は、俺とシュテルンで抑える。全力でぶん殴って……解放してやってくれ。アレ、自分から抱え込んでる可能性もありそうだ……。[真面目過ぎにもほどがあるだろ、と。落ちる声音にあるのは、呆れと感心。そして、その言葉に応じるように、真白の一角獣は高い、高い、嘶きを上げた。*]