人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


魔王 ギィ

― 王都 ―

[親書を携えた騎士が出て行ったあと、いつも側近くにいるはずのダークエルフを呼ぶ。
果たして、闇妖精はすぐさま現れ跪いた。
いくつかの連絡事項を申付けながら、思考は別のことへ向く。

闇エルフが未だに身辺を離れないということは、イーシュトはまだあきらめていないということなのだろうか。
稀有な白い闇エルフと、呪具を失ってもなお。
ご苦労なことだ、と少し笑う。]

(81) 2014/09/18(Thu) 23:18:34

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby