人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


血織りの主 エレオノーレ

[――そして主は、己の許に帰って来た血に見向きせず、
 馬の後肢が毛足の長い絨毯を踏む音を聞いた。
 自分の分身、声は掛けない。
 掌を差し伸べれば、たちまち赤い液体として吸い込まれ消える]

[閉じたままの榛は、眠る、と言うより、
 気を失うと呼ぶべき昏睡だった。

 あるいは、このまま目を覚ます事がないとしたら。]

 ――――

 (最後まで、助けてくれて)

(81) 2014/05/14(Wed) 01:07:39 (snow03)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby