― 幼年時代のこと (レオンハルト編) ―[ 「自分の好きに生きるのが一番だ」とレオンハルトは言ってくれた。ならば退屈そうに仕事をしているのはどうしてだか、子供にはわからないけれど。決闘相手を聞かれれば、毅然と顔を上げる。>>65] 教官なら、自分が倒しました。[ 教官はレオンハルトのように飛び蹴りを避けられはしなかった。暗器のリボンで首を締められて降参した。けれど、不意打ちだったからと決闘とは認めてもらえなかった上に、懲罰棒を食らった。]