人狼物語−薔薇の下国

536 吸血鬼の城 報復の狂宴篇【R18】


檳榔卿 ギィ

― 宴の前 ―

[馬を操る騎士は、見事に手綱を操って、少女も自分も落馬を避けた。>>72
これは楽しい。

見上げた彼が、こちらを認めたのだろう。
剣を抜こうというそぶりを見せる。
立ち向かってくるつもりだろうか。
やはり楽しい。

外套を元の形に戻し、闇の帳をほどきながら、馬の前へとゆっくり降りていく。]


 私は檳榔卿と名乗るもの。
 貴君の名をいただきたい。


[胸に手を置いて優雅に一礼し、彼の腕に収まる少女へ微笑んでみせた。*]

(81) 2020/06/08(Mon) 23:29:20

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