― 八幡 甲板 ―[しばらく海を眺めていた視線を後方へと移す。八幡の甲板に作られた竜舎に居る竜とその乗り手>>71。私の武芸の師でもある人物だ]シロウ、私は中へと戻る。そろそろ定時連絡の時間だ。[声をかけ、私は船内へと足を向ける。定時連絡は八幡の船長や連絡員に任せても良いのだが、私はそれを是としない。一団を率いる者として、今後のための経験として、見聞き出来るものには触れておきたかったのだ]