[報告の仕方もまだよく分かっていない、殆ど新兵のようなフレデリカ隊の兵達が、震える声で告げる。まず口にしたのはディークへの伝言、それから、見たままを。] ……っ ゆ、[指。机に置かれたものに、言葉が出て来ないのは自分も同じだ。それは余りにも小さな、フレデリカの一部。>>61]