[腕を寄せ、囁くように声を零す]M▓▒▓n、聞こえるかい?此方は首尾通りだよ、今から向かう。そちらはどうだ?[そう仲間へ声を投げ。道すがら、自らの手で命奪った者のことを思い出す。亡骸の重みを抱いた右手で、左頬にそっと触れれば、乾きを覚えた緋はまだ其処に。]…約束、ね。[残した約束《ことば》はあと二つ。さぁ―どちらから果たそうか。]