― 平原南 ―
[敵陣の各所で立ち上る炎。
咄嗟の策が効果を表した瞬間だった。
それを見て義勇兵らは歓喜の声を上げる]
気を緩めるな!
武器を握れ!
[ここで終わりではない、と示すためにカレルは声を張り上げた。
追撃の油を撒くために前へと出た義勇兵を護るため、カレル達も武器を手に取り前へ出る。
陣の中から散開してくる軽歩兵>>45を、武器を持って出迎えた]
なるべく複数であたるんだ!
[技量の差は明らかであるため、人数で力不足を補う。
相手の刃にかかる者は当然いたが、叶う限り相手の動きを止めるべく武器を振り続けた]