― 水の神徒の間 ―[真白の身体持つ聖獣たちもだいぶ数を減らし、周囲に満ちる気の感触が気持ち、和らぐ。それでも、小島に座す一角獣の瞳からは、狂気の色は薄れる事無く]……真逆故に、かね。[は、と落ちるのは、ぼやくような声。その意を問われるようなら、後でな、と素っ気なく返して]