人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


読書家 レト

[外へ続く扉を睨みつける。
書庫には暫く行く気はなかった。
せっかく選んだ書物の内容は気になるが、クレステッドが上手くやってくれただろう。
王子の意図は、表明された。
面白みのない、悪趣味でしかない舞台。
役者は自分達、Es。台詞は、まだない]

 もったいないこと、したな…

[啜られても良かった。クレステッドにはそう返さなかったけれど
その覚悟がなく、手を伸ばしたわけではない。

ゆらり立ち上がる。
周囲を見渡し、首を振った]

(80) 2013/10/03(Thu) 21:42:27

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby