人狼物語−薔薇の下国

388 【誰歓】妖館にてGREED勝負【第二回GRでRP村】


少尉 リヒャルト

―書斎―


[扉は思いの外、軽かった。整った書斎に佇む白髪の主人は、いつも以上に怪しげな雰囲気を増させていたように男には思えた。傍らには、先ほど自室で見た小柄な鴉。]


嗚呼、お待たせしてしまいましたか。


[冷ややかな謝罪。先程、部下や他者へ向けたものとは一線を越えた別のもの。座ることを促されればそれに従いつつ、足を組んだ。]


……はっ。白々しい。


[嘲笑の中に混じる、不安、孤独、負の感情が混じりあった何か。強気な口調の裏にある虚勢など、今なら誰の目であっても見破れてしまうだろう。]


用なんてひとつだけだ。


[テーブルの上にぐしゃりと曲がった羊皮紙を叩きつけた*]

(80) 2015/10/28(Wed) 11:25:10

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