人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


柊の氷華 ジークムント

[ハルトの渾身の一撃は、氷華に届いたか否か。
 仮に届いたとしても、まだそれとは認識出来ぬ刹那。
 晴れつつある水蒸気の向こうに、色取り取りの蓮花>>74を見る。
 雪覆う白き冬に、似つかわしくない夏花の彩]

 …………ふ、

[笑みに似た響きで息を吐く氷華は、かつて足を踏み入れた先代の領域を思い出していた。
 先代の象徴花は雪割草、当代の象徴花は柊]

[その二者の共通点は、雪中に在りて常緑*]

(80) 2015/10/06(Tue) 23:19:38

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