人狼物語−薔薇の下国

271 ―::ポルターガイスト::―不思議な洋館―


書肆 トール

[採光窓からは相変わらずの淡い光]
[そちらへにじり寄る。2重ガラスのしっかりした窓だが、鍵は簡単なフック式らしい。それを外し、ぐっと押し開ける]
[かすかに軋みを立てた窓は一気に開き、外の空気が入り込む。窓枠に積もっていた埃が舞う]

(これは、俺も相当埃被っているだろうな)

[真黄色の銀杏が空の青をバックに舞う。窓から身を乗り出す。ふと目を落とせば]
[ワンピース姿の女性がふわりと宙に舞う>>45]

あ、馬鹿っ、やめろ―――

[その声は彼女に聞こえただろうか?]

(80) 2014/11/03(Mon) 10:58:24

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