[昨日、ジムゾンは人狼の伝承は本当だと思うかと質問した>>97。今日は、人狼は居ないと思うかと投げ掛けられた質問にアルビンは落としていた視線を上にあげた。]
……神父様?
それじゃあ、まるで。
[人狼を居るとでも思っている様な質問ではないかとジムゾンに目線だけで問いかけただろう。
まさか、と昨日と同様に笑いたかった。けれどもそうする余裕なんてある筈もなく、そもそもアルビンにはその存在を否定する事は出来なかった。
何でも無いと言われればジムゾンにそれ以上追及する事はなく自分もまた談話室へと足を向ける。
鮮やかな赤が視界の端にこびりついて離れないまま。]