人狼物語−薔薇の下国

371 幽海夢幻 ─心の海で逢いましょう─


つむじ風の白狼児 ゲルト

……え?

[霧の中に見えた姿に、だらんとしていた耳がぴん、と立つ。
それは丁度、カナンがこちらを見やる>>53のとほぼ同時か]

……キリク、様?
え、なんで、ここにっ……。

[上がる声は、ぽかんとしたもの。
自国の王であり、信と忠とを寄せる相手、見間違えるはずなどなく。
その後は思いっきりぽかん、としていて、肝心の卵の話はするっと抜けていた。
代わりに、背中に捕まった仔龍が神妙な面持ちで聞いていたが]

(80) 2015/09/17(Thu) 21:52:09

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