[在り方はきっとは変わらない、という言葉。>>71続けられなかった部分には、果たして気づいているのかいないのか。いずれにせよ、それに朱雀が返したのはそうだな、という短い同意、一つ]……数は減っているのだろうが……見通しの悪さのおかげで、はきと見えんのが辛いな。一時的にでも、晴らすなりなんなりできれば、多少はやり易くもあるのだが、な。[霧の奥へと目を凝らしつつ、小さく呟く。妖魔の気配自体も疎らな部分と密な部分が混在し、今一つ掴み切れぬ状況。このままでは埒が開かぬか、と思考は巡る]