[統率の無くなった隊はめちゃくちゃになり、仲間も次々と減っていく。
そこでは自軍の軍服を身に着けていない人間全てが敵だった。
路地を抜ければ、仲間が敵と交戦している姿が見えた。
当然男もそこに加わり、敵を撃つ。撃つ。撃ち殺す。
女も、子供も関係ない。
一掃を終えた後、次の場所へと移動をしようとしたが、
仲間の一人がその場から動かなかった。
死体に縋りつく小さな子供。
あれは一体何をしているのか、死にたいのかと、声をかけようとすれば
物陰から爆弾を抱えた男が飛び出してきた。
その姿を見て、とっさに男は銃を向け、そして*]