― 水軍旗艦『八幡』・甲板 ―[雷竜の唸りは届いていたから黙ってろ、と言わんばかりの視線を投げかけて。砕けた口調>>76にこちらも気を緩めつつ、何気なく視界に入ったもさもさに瞬きひとつ。自身にとっての身近な精霊というのは、相方たる精霊師の盟約している鏡の精霊。故に、それがなんであるかはピンと来なかった]