[背を追いかけるその姿を眺めること幾星霜、だからである結構気儘に旅をしていても、妹に兄と慕われる彼らにとっては余計な世話かもしれないが 何時もみたいに独り呟いたことであろうけれど寂しそうな声音が漏れるのを耳にしたときはそんな風に思う事だって、暫しあるのだまぁ、そんな苦言を呈すのもレジーナの宿屋で酒をディーターに奢っての事なので酒が大好きな兄に対するパメラの心配の種を増やしてもいるのだけれど*]