[相手の笑みを受けて、こちらも笑顔になる。] 感謝する。 遠慮も手加減もしなくていい相手は稀だ。 ありがたい。[守り人という存在の役割や重要さは理解しつつも、立ち合いの相手としては良い対手で、多少斬っても問題ない相手という認識である。もう少し真面目な連中に聞かれれば憤慨されるかもしれない。ただ、師亡きあと強者に飢えていた男にとっては、またとない存在なのだった。]