人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍中尉 シロウ

[会話の間も、鐘の音は聞こえるだろう。
これは葬列の音だったのだ。
街全体が喪に服しているかのような、響き。

男はぽつりと呟く。]

 俺はここの領主さんの事、そんな知りません。
 けど、領民に愛される人だったんでしょうね。

[言って後悔するように唇を閉ざす。]

 用意できるまで待たせてください。

[それだけ言って、もう一度、小さく頭を下げた。*]

(79) 2015/11/12(Thu) 20:27:47

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