人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


告死の影翼 シメオン

 ……これはまた。

 不覚を取ってそのまま戻る、というのも、さすがに格好がつかんからなぁ。

[呟きと共に、手の上に揺らめかすのは待雪草を模る影。
それをごくごく無造作な仕種で放り投げる。
触れれば弾ける薄墨色の華が、複葉機へ向けて飛んだ。*]

(79) 2017/11/08(Wed) 22:33:57

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