人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


ゼファー軍 将軍 バルタザール

[ ギデオンの反応は、今度も素早く巧みだった。
何より男が感嘆したのは、今度は下がらず槍を往なすという最善手を、相手が選んだ事だ。>>67 ]

[ 奇襲に近い効果を持つ代わりに、一度は動きが途切れる跳躍からの一閃と違い、疾駆からの一撃は、敵が下がれば直ぐに刺突の追撃を入れる事ができる。

それ故、下がる方が危険なのだ、と、ギデオンが意識していたかどうかは分からないが、最初の突撃を受けて尚、一歩も下がらず踏み止まる胆力は、ゼファーの古強者でも、そうは持たない。 ]

見事と言われると面映ゆいな。

[ まさに質量のみで押し切った形の一本だ>>69、と、男は苦笑を浮かべ、一歩下がって、ギデオンが再び体勢を整えるのを待つ。* ]

(79) 2019/11/07(Thu) 23:08:55

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