>>76
ほう、そうか。それを聞いてまたクロイツは安心じゃの。
[やはり噂は真実か。少し残念のようなそれでよかったとも思えるような複雑な気持ちではある。しかしベンツ家の少女が手に薬を出してみせるとにやりと口が尖る]
>>772つも持っておるのか。それは良かった。
これで助かる者が増えよう。
どうかその薬、皆のために分けてはくれぬかのう?
わしが欲しいところじゃが……。
[横目で泣き崩れるディルトレを見る。]
……彼女に渡してくれんかの……。
どのみち……薬が足らぬのだ。ならば根本を解決せねばならん。
薬が無いなら無いでどうしたらいいか相談もせねばならんしな。
エレオノーラどの、今この避難所では薬の存在は生死を分かつ大問題である。
また一人大切な命を助けるためにどうすればいいか少し君と相談をせねばならん。ワシと一緒に隣の小部屋にきてくれんかの?