[暫く自室で座り込んでいれば、はっと何かに気がついて]
ちょっと待っててね!
[精一杯声を張り上げてばたばたと階下へ
今日は来客が多いねなんて呟けば玄関の扉を押し開けて
さっきの来客と似たような緋色の髪を視界に留めた
そして彼は一方的に袋を押し付ければ帰ってしまうだろう>>76]
わ、ありがとう!
…って、ギィもう帰るの?
[恐らく引き止めるだけ無駄だと経験上把握して、その姿を見送った
完全防備なのに寒そうに身を縮めているなぁと思えばくすりと笑ってしまう
去り行く姿に一言、投げかける]
また明日。