王府騎士団の精強さは遠くこちらにも響いております。
彼らも慣れれば先ほどのような不幸な事故は起きる筈がありません。
ただ、決して騎士様を貶める意図はありませんが…、重装備はこの地では不向きです。
[ フルフェイスの奥から届く声>>1:676に揶揄や苛立ちがないのを確認しつつ、兵を褒めた言葉に忠告を込めた。]
( "ス"ルビエですよ。騎士隊長様。)
[ きっと間違いを訂正しても当の相手は気を悪くしないだろう。
ただ、案内前に主以下他の者達に歓待を受けた後、調査に向かって戻ってきた時に、彼女の言い間違いが正されている事に気付けば、更に言えば彼女が主達にその間違いを詫びたりすれば、誰が教えたという事になり、自分に行き着く事は考えるまでも無い。]